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みなさまありがとうございました

2010年08月14日 21:02

皆様

「トランスジェンダーが安心して働ける職場を★」は、尾崎日菜子さんの解雇争議を通じて、すべてのトランスジェンダーの労働環境につながるようにと運動をしてきました。差別発言・セクハラ発言を解雇通知時に受けた尾崎さんは、解雇理由を不当と考えて株式会社キナン闘ってきました。先日、幾度にもわたる話し合いを通じて、キナンと和解・解決にいたりました。この間お知らせが遅くなり申し訳ございません。和解内容の概略は以下のようなものでした。当初はきわめて敵対的であったキナンが、限界はありながらも、結果的には以下のような和解で合意にいたりました。

■1.キナンは差別発言・セクハラ発言をほぼ認めるにいたり、謝罪をしました。

(協定書より)「会社は、一般にセクハラ発言・差別発言は、発言者に差別等の意図がない場合でも成立するものであることを認識し、尾崎組合員に対し、セクハラ発言・差別発言とも解釈される言動を行い、事実、尾崎組合員を深く傷つけたことについて謝罪する。」

■2.キナンは会社内での研修などを通じた啓発活動を約束しました。

(協定書より)「会社は、今後、研修等を通じて、従業員に対し、性的少数者にかかわる人権啓発の場を設け、差別的言動の再発防止と職場環境の改善に努める。」

■3.キナンはこの問題を社会的に公表していくことに同意しました。

キナンは組合の抗議行動を受けて、話し合いの場をもってきました。会社との対話(実質上の団体交渉)を通じて、この問題・差別の根深さ、日本の雇用現場全体の課題が浮かび上がってきました。キナン側からは自分たちもまた社会的圧力の中で、差別を容認せざるをえないという趣旨の発言がありました。キナンが社内研修などで今回の争議を振り返り、マイノリティを差別なく雇用する企業になってくれるよう、私たちは祈ります。また、今後私たちは性別違和をもつ人たちの雇用問題だけではなく、広く性と労働の問題に取り組んでいきたいと考えています。

皆様、1年近くにわたりご支援をいただき、本当にありがとうございました。
今後とも理念を同じくして各自の場所で活動をしていけたらと思います。
ありがとうございました。

◆当該からのメッセージ
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尾崎日菜子です。
皆様のご支援のかいもあり、勝利的和解が成立しました。
一年に及ぶ闘争を支えていただき、誠にありがとうございました。

しかし、セクシャルマイノリティーにとっての課題がみえた和解でもありました
。私は解決金はえましたが、職場復帰はなりませんでした。

このことを契機に活動を続けることを宣言して、お礼の言葉にかえさせていただ
きます。
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団交拒否(10月30日)

2009年11月02日 21:10

 会社側が団交を拒否してきた。相変わらず交渉に応じようとしない相手には分からせてやるしかない。
 問題は法廷では解決しないことを!問題はトランスジェンダーの雇用の問題であることを!(尾崎)


 10月18日、組合は抗議行動を行い団体交渉を申入れしました。10月30日、キナン(御堂筋法律事務所)は文書回答で再度団交を拒否してきました。キナンや御堂筋法律事務所がこのような対応を繰り返すほど、労働組合としても行動していくほかなくなります。
 拒否理由は相変わらずです。
 話し合いはまだたったの一回しかしていませんし、会社が送付してきたたった一回の文書回答の内容にも議論の余地がたくさんあります。労働者とトラブルがあったら使用者が話し合いをするのは、当然のことです。
 判断を弁護士まかせにするキナンに、使用者としての誠実な対応を求めます。(T)

これは誰の、誰のための問題か?

2009年10月23日 10:44

私の解雇は私だけの問題なのだろうか?
私は「トランスジェンダー」だ。しかし、本物の「男」や「女」は存在するのだろうか?
あくまで戸籍という、権力のお墨付きの上でしか存在しないのではないのだろうか?

乳ガンで乳房を摘出した「女」、前立腺肥大で前立腺を摘出した「男」、その他にも背が低い「男」など、男/女のシステムはアナログに繋がっているのではないのだろうか?

私はその性のあり方の一形態として「トランスジェンダー」というのを選んだ/選ばされた。

しかし、性別が問題とされる解雇がまかり通れば、トランスジェンダー以外の人も解雇の対象にされるのではないか?
しかも企業の都合のいいように!企業の思うがままに!

私は私の闘争を闘っている、それと同時に男女二元論しか認めないヘテロセクシズムとも闘っている。

性の多様性を守る闘いは局所的であり、社会的でもあると私は思うのだ。

尾崎日菜子です

2009年10月22日 17:38

ついに闘争が社会性を帯びてきたことにたいして、若干の恐怖と、大きな闘争心に駆られております。

私は尾崎日菜子自身の問題としてこの問題にコミットしたい。しかしながら、尾崎日菜子の「名前」自体が他の名前、(「トランスジェンダー」「偽装請負労働者」)をもつことも自覚したい。

私は私の「名」の為に闘い、その「名」を、憎悪発話の歴史から救い出すと共に、プライドの歴史を秘めた開かれたものにするために闘う。

相手が私をなかったことにすればするほど、私は現れる。
それが私の闘争のスタイルであり、私(たち)の反抗の戦略だと私は思うのだ。



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